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企画展示(広島市立中央図書館 開催中)

新藤兼人の百年の軌跡を展示。
旧日本銀行広島支店での展示会は、
監督の生い立ちや監督の人柄をも伝える展示を行い、
ヒロシマの問題に向き合ってきた監督だけに被爆建物での開催を意義深いものとします。

旧日本銀行広島支店 2012年4月7日(土)~24(火)

-100年前の石内にふれる-

愛してやまない郷土広島と家族との関わりをとおして、監督作品の軌跡をたどる。

内  容
監督の映画作りの原点を探るために、
生まれ育った石内村(現在の広島市佐伯区)と家族に焦点をあてて展示を行います。

【映画セット】
百年前の石内村を舞台に、新藤兼人少年が通っていた尋常高等小学校と
住まいにしていた蔵の中の2ハイを作ります。
実際にセットの中に入って頂き、触ったり写真を撮ったりすることが出来ます。

【模型】
百年前の石内村をジオラマで再現しました。色鮮やかな秋の風景をお楽しみいただきます。

【映像】「運命の背中」の出山知樹監督が絶賛!!! 撮影・編集しました。
石内の皆さまのご協力も得て斬新な映像を大スクリーンでご覧頂きます。


展示構成監修:部谷京子(美術監督)

*入場無料


 

広島市立中央図書館 2012年4月8日(日)~5月27(日)

企画展「新藤兼人を読み解く100冊」

*入場無料
新藤監督著作

内容

新藤兼人監督は、脚本家としても230点を超す作品を残していますが、
精力的な執筆活動によって映画論や映画人の評伝、エッセイなど、
これまでに多数の著書を発表し、
書籍や雑誌等へも多くの文章や発言を寄せています。

本展では、監督の言葉にスポットをあて、
著書(雑誌等も含む)の中から100冊を選定し、
映画や故郷、戦争と平和、家族、老いといったテーマに沿って展示することにより、

監督自身の言葉を通して、監督の100年の軌跡を紹介します。

その他、自筆資料や新藤監督の評伝、脚本、映画ポスターなども展示します。

【主な展示予定資料】
  • 『太陽とカチンコ 裸の島撮影日誌』新藤兼人 著 ダヴィッド社 昭和45年
  • 『新藤兼人の映画著作集』全4巻 新藤兼人 著 ポーリエ企画 昭和45~46年
  • 『ある映画監督の生涯 溝口健二の記録』新藤兼人 著 映人社 昭和50年
  • 『シナリオ修業』新藤兼人 著 ダヴィッド社 昭和56年
  • 『蔵の中から ドキュメント・わが母』新藤兼人 著 旺文社 昭和61年
  • 『ボケ老人の孤独な散歩』新藤兼人 著 新潮社 平成5年
  • 『新藤兼人の足跡』全6巻 新藤兼人 著 岩波書店 平成5~6年
  • 『愛妻記』新藤兼人 著 岩波書店 平成7年
  • 『女の一生 杉村春子の生涯』新藤兼人 著 岩波書店 平成14年
  • 『新藤兼人・原爆を撮る』新藤兼人 著 新日本出版社 平成17年
  • 『生きているかぎり 私の履歴書』新藤兼人 著 日本経済新聞社 平成20年
  • 『新藤兼人 仕事に生きる』新藤兼人 著 DHC 平成21年
  • 『挫折する力 新藤兼人かく語りき』新藤兼人 述 中川洋吉 編 新潮社 平成23年
  • 脚本「原爆の子」(昭和27年)、「鬼婆」(昭和39年)、
    「さくら隊散る」(昭和63年)
  • 自筆原稿「エンピツ」(「図書館だより」平成元年2月号掲載原稿)
  • 自筆色紙「生きているかぎり生きぬきたい」

期間
平成24年4月8日(日)~5月27日(日)
会期中の休館日 月曜日(4/30は開館)、5/1(火)、8(火)

会場
広島市立中央図書館 2階 展示ホール

主催
広島市立中央図書館
広島市映像文化ライブラリー

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